高橋暁子のソーシャルメディア教室

ITジャーナリスト高橋暁子のブログ。ソーシャルメディア界隈のこと、IT関連ニュースのこと等をメインに取り上げます。

Facebookメッセージが確実に読まれるためにはお金を払うか?

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これは驚愕の画像でした!

この記事(http://ushigyu.net/2013/04/09/facebook-message-others-charge/)は読みましたか?(画像もお借りしました)

何と、Facebookメッセージに一部ユーザーの間で有料オプションが登場したようです。

 

元々、Facebookメッセージではメッセージが「その他」に振り分けられることがあります(http://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/18231)。

友達以外からのメッセージは「その他」に入るため、一般のメッセージのように通知がありません。その上、「その他」はメッセージを開いた時のみ表示されるので、気付かないことが多いという大きなトラップです。

 

Facebookで連絡するという人は多いですよね。これだけ利用されるようになると、仕事での連絡も当たり前にきます。

既に友達となっている相手から連絡ならいいのですが、初めての連絡がFacebookメッセージ(つまりまだ友達ではない)ということはしばしばある。

なぜかといえば、名前で調べた時にFacebookのアカウントは見つかるけれど、メールアドレスが分からない時があるから!

 

今後お金を支払えば、たとえつながっていない相手にでも確実にメッセージが通知されます。お金を払わない場合、無料でもメッセージは送れるものの、「その他」に入って気付かれない可能性が高い…という事態になってしまいました。

 LinkedInは知らない相手にメッセージを送ることを有料オプションとしています。それに似たビジネスを開始したというわけですね。

 

ちなみに、日本のユーザーが同機能を利用する場合、費用は1通102円~1525円。相手との関係や相手の人気度によって異なるようです。日本で開始かどうかはまだ未定とか。

Facebook社いわく、ユーザーを守るため、スパム防止のためということですが、LinkedInのビジネスを見ていて新たなビジネスを創設したというところでしょうか。

 

これが正式にリリースされるかどうかは、Facebookのプラットフォームとしてのパワーと、Facebookユーザーの気持ち次第に係わってきます。

Facebookがビジネスの場、誰かに直接連絡できる最大の場として認められた場合、つまりFacebookが唯一無二のプラットフォームとして認められたら、ユーザーはお金は払わざるを得なくなるかもしれません。

けれども今のままならみんなが払わない方法を模索しそう。これまで無料だったものを有料化するのは非常に難しいので、正直あまり良いビジネスモデルとは思えないですね。

LinkedInでメッセージの有料化が成り立つのは、ビジネスに直結しているから。Facebookの場合はビジネスよりは(ビジネスを依頼するような相手なら連絡先も公開しているでしょうし)、有名人にメッセージを送るなどのニーズの方が多そう。そんなニーズにお金は払いそうもないかなと思います。

 

Facebook社は上場したし、ビジネスモデルを必死に探しているんですよね。分かりますが、もうちょっと心証の良いビジネスにしないと、ユーザー離れを引き起こしそうです。

 

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1304/10/news100.html 

http://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/18231

http://rocketnews24.com/2013/04/09/314886/

プラットフォームとしてのFacebook