高橋暁子のソーシャルメディア教室

ITジャーナリスト高橋暁子のブログ。ソーシャルメディア界隈のこと、IT関連ニュースのこと等をメインに取り上げます。

Facebookを戦略的に使うなら「エッジランク」は基本の基本

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Facebookのエッジランク新要素「ネガティブフィードバック」とは?(http://media.looops.net/gaiax/2013/04/12/new-edgerank/)という記事を見ました。

「投稿を隠す」「いいね!を取り消す」「スパム報告する」などのマイナスのフィードバックも、エッジランクに影響するということです。

 

「エッジランク」について整理しよう

その前に、皆さんはエッジランクについてご存じでしょうか?(汗)常識と思って飛ばして話していたら知らない方の方が多かった(知っている方がいなかった)ことがあり、それ以来毎回お話しています。

Facebookを戦略的に使うなら、「エッジランク」という概念は基本中の基本です。知らないでFacebookで何かをしようとしても失敗しますし、前提として知っていないと効果が発揮しづらくなります。

 

エッジランクとは、Facebookの投稿を表示するアルゴリズムです。

Facebookのニュースフィードは「ハイライト」と「最新表示」で切り替えられますが、そのうちの「ハイライト」とは、Facebookがユーザーにとって重要だと考える投稿を表示したものです。

その重要さを決めるのが「エッジランク」であり、このエッジランクが低ければ、友達になっているだけでは投稿が表示されないことがあるというのが、Facebookを攻略する最大のポイントの一つです。

 

エッジランクを表す式

●エッジランク=相手との親密度×Facebook内の反響の大きさ×情報の新しさ

 

「相手との親密さ」は、相手と自分との関係性の濃さを表します。Facebookは親しい人の情報こそ重要と考えるため、二人がどれだけ親しいかをFacebook内の様々なやりとりから判断しているのです。

たとえば、相手のプロフィールを見た、メッセージをした、コメントや「いいね!」をした、共通の友達が多い、同じグループに所属している…などの様々な要素が関係していると言われています。それも、自分からだけではなく、相手からアクションを起こしてもらうことが重要です。

この数値は一度高くなっても放っておくと徐々に下がっていく…という、メンテナンスが継続的に必要なものとなっています。

 

Facebook内の反響の大きさ」とは、Facebook内における「いいね!」やコメントなどがどれだけ集まったかによって決まります。投稿単体に対して多くの「いいね!」やコメントを集めた場合、Facebookはその投稿を重要と判断し、それほど親しくない相手のページにも表示されやすくなります。いきなり1週間や10日近く前の投稿が表示されることがあるのは、このためです。

この数値は、一発逆転でその投稿単体で勝負できるので、ある意味狙いやすいものとなっています。

 

 これに、「情報の新しさ」が加わって、表示されるか否かが決まるのです。いくら「いいね!」やコメントが多く集まっても、それほど古い情報はあまりあがってきません。

 

つまり、この3要素のうち「相手との親密さ」「Facebook内の反響の大きさ」を高めることで、多くのユーザーに自分の投稿が表示されやすくなる、というわけなのです。

 

エッジランクが重要な理由

ところで、このエッジランクは対Facebookページにも適応されます

ユーザーがどれくらいそのFacebookページを見ているか、「いいね!」やコメントなどのアクションを起こしているか、或いは数多くのアクションをその他のユーザーから集めているか…などによって、そのFacebookページの投稿が表示されるか否かが決まってくるというわけです。

だからこそFacebookページ運営は、ユーザーに定期的に見に来てもらう仕掛けや、「いいね!」やコメントを数多く集める投稿などが重要となってくるのです。

 

たとえば、オリンピック時期にオリンピックにまったく関係ない企業のFacebookページがオリンピック関連の投稿をする理由は、「いいね!」やコメントが集まりやすいからです。 

美しい景色写真、美味しい食事写真などを投稿する理由も同様です。

ビジネスに直結しない投稿をなぜせっせと投稿しているのか。

それは、それがエッジランクを高め、後々自分が本当に見せたい投稿を表示させやすくなるためなのです。

つまり、それらの投稿は撒き餌のようなものなのです! 

 

 友達をとにかく多く集めることが間違っている理由はこれで分かりますよね。

5000人とつながっていても、相手に必ずしも表示されるとも思えないし、あっという間に上限になってしまいます。それよりも、Facebookページで運営した方がいいと思います。

 

これ評判いいですね。