FacebookとTwitter、それぞれどう使い分ければいいの?そもそも両方使わなきゃダメ?と聞かれることがよくあります。
実際はどうなのでしょうか?
Facebook×Twitterで相乗効果を狙おう
結論から言うと、FacebookとTwitterは両方使うのがお勧めです。というのは、それぞれに機能もユーザー層も違い、それぞれにバイラル効果を持つからです。
Twitterは10代に人気だし、Facebookは20代に人気です。ついでにいうと、LINEも10代に人気があり、mixiは20代に人気ですが、やはりそれぞれにユーザー層は異なります。
ちなみに、FacebookとTwitterなのは「今」だからです。機能や普及率などを考えた上で現時点においてベストな選択肢というだけであり、時代が変われば他のメディアに変わる可能性があります。
FacebookとTwitterの3つの違い
Twitterのタイムラインにおけるツイート表示時間は平均10〜20分程度(フォロー数によって異なる)。一方、 Facebookの投稿表示時間は平均22時間51分というデータがあります。
さらに、Twitterは、ツイート後1時間以内(そのほとんどは15〜20分以内程度)に大半のリツイートが起きます。
一方のFacebookは「いいね!」やコメント等の反応をもらうことにより、徐々に友達の友達まで広がっていく仕組みです。それ故、拡散に数時間かかります。
Facebookは基本的にリアルな知り合いとつながるものです。しかし友達の属性は様々であり、友達ではあっても相手の出す情報にも興味があるとは限りません。
一方のTwitterは興味関心でつながる「インタレストグラフ」を持ちます。つまり、元々相手の出す情報に興味があってフォローしていることが多く、情報に対する関心はTwitterの方が高めです。その上、Twitterには交友関係を超えて拡散する可能性のある「リツイート」という仕組みがあります。
つまり、Twitterの方が圧倒的に情報の拡散につながりやすいのです。ただし、Twitterは関心を喚起できなければまったく反応してもらえませんが、Facebookやmixiのように交友関係が前提となっている場合、交友関係から拡散に協力してくれる可能性は十分にあります。
文字数制限のあるTwitter、文字数に事実上制限なく、写真や動画なども大きく表示できるFacebook。
Facebookは世界一のSNSであり、ユーザー数は10億人を超えます。Facebook内に様々な言語でFacebookページを作ることで、それぞれの言語圏のユーザーにリーチできる可能性があります。Twitterは基本一アカウント一言語であり、言語の壁を越えて利用しづらい面があります。
TwitterとFacebookを使い分ける5つのコツ
①情報の取得・拡散はTwitter中心
TwitterはFacebookの6.6倍拡散性があるというデータがあります。情報を広めたい場合はTwitterをメインに使うべきでしょう。
②Twitterはリアルタイム性の高い情報を、
Facebookは長く目に留めてもらいたい情報を
つまりTwitterはまさに今!のリアルタイム性の高い情報を出し、Facebookは長く目に留めてもらいたい情報を投稿することが重要です。なお、反応率を上げるには、ユーザーが一番見ている時間帯や反応が良い時間帯に投稿することも重要です。
③Twitterは短文で訴求できることを、
Facebookは画像や動画などでも訴求を
Twitterは短文でインパクトある引きを意識してツイート、Facebookは長文でしっかり説明し、画像や動画等も使って表現しましょう。
Twitterは主に自国内に向けてのプロモーションの場と考えた方がいいでしょう。
Facebookは同じ内容のページを別の言語で作成するだけでも、その言語圏ユーザーにリーチできる可能性が出てきます。
⑤TwitterのツイートでFacebookページに飛ばし、
Facebookページで顧客管理
Twitterのユーザーは管理できません。そこで、Facebookページにも「いいね!」してもらい、そちらでユーザー層を把握し、アクセス解析してマーケティングに活かすのがお勧めです。多いのが、ツイートのURLでFacebookページに誘導する方法です。
ぜひこの5つのコツを身に付けて、TwitterやFacebookをビジネスに活用してみてください!
http://gaiax-socialmedialab.jp/facebook/062
http://techwave.jp/archives/51511904.html
ループス斉藤徹氏の書くものは勉強になります。