高橋暁子のソーシャルメディア教室

ITジャーナリスト高橋暁子のブログ。ソーシャルメディア界隈のこと、IT関連ニュースのこと等をメインに取り上げます。

LINEに性犯罪防止要請がきた理由

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結局LINEは安全なのでしょうか、それとも危険なのでしょうか。それにはまず、未成年のフィルタリングから話をしていきましょう。 

 

未成年の携帯電話利用と言えば、フィルタリングの対象にならないために、EMAの健全サイト認定が必要でした。GREEMobagemixiニコニコ動画モバイル、魔法のiランドなどは軒並み健全サイト認定を取り付けています。

 

こちらに一覧がありますが、若者によく使われているあのコミュニケーションサイトは含まれていません。そう、LINE、TwitterFacebookなどは含まれていないのです。

http://www.ema.or.jp/evaluation/community/index.html

 

ソフトバンクモバイルでは、高校生程度向けのフィルタリング 「ウェブ利用制限(弱)プラス」で、閲覧許可されるサイトにLINEを加えています。閲覧が許可されるサービスには、その他TwitterFacebookも含まれています。利用に対するニーズがとても強いと思われる、運営母体が日本以外のコミュニケーションサイトは特別扱いなのかしら…

「·    ネットスター株式会社のURLリスト分類基準に基づき、「子どもの利用への配慮レベル1~3」に分類されたコミュニケーションサイト

·    EMA(モバイルコンテンツ審査・運用監視機構)により認定されたサイト

·    TwitterFacebook、LINEなど、国際的に広く利用されている一部のコミュニケーションサイト」

http://www.softbank.jp/mobile/info/personal/news/service/201208281808420000/

一方KDDIでは、定額制サービス「auスマートパス」にLINEを加えています。しかし、ここで提供されるアプリは、18歳未満のユーザーはID検索機能を自動で制限する機能が付いています。http://pass.auone.jp/

つまり、キャリアによって扱いが少々異なっているものの、LINE・TwitterFacebookには未成年でも基本自由にアクセスできるということなのです。

KDDINTTドコモが採用するフィルタリングではLINEはメッセンジャーにカテゴリされ、アクセス制限はなかったものの、ソフトバンクではフィルタリングの影響でLINEにアクセスができないことがあったことが影響しているのかもしれません。

http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120302_516288.html

 

LINEに性犯罪防止要請がきたのは、このためです。同時に、LINE IDを交換する掲示板も閉鎖要請がきて閉鎖されています。どちらにも京都府警が係わっています。

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20130718-1159454.html 

http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013062801002354.html 

LINE自体は危険ではないのですが、LINEは中途半端に閉じている感があるため、子ども達はどんな情報も気軽にアップロードしてしまう傾向にあります。いじめ動画やいじめ発言、ポルノ系情報などを載せて、トラブルに発展するケースはかなり多いです。

 

フィルタリング対象からははずれることが多いFacebookTwitterですが、ポルノ情報などは運営側が削除対応しています。けれど、LINEはまだ対応していないので、京都府警からの要請となったのでしょう。これはぜひ対応すべきでしょう。

LINEを楽しく便利に使えているケースも多いので、ぜひ運営側に対応していただき、事件やトラブルを減らすようにしてもらいたいですね。 

 

追記:早速23日、18歳未満の「 ID検索」の利用が9月を目処に停止されることが発表されました。青少年保護を目的とし、大人が18歳未満の相手のID検索をすることもできなくなります。MobageGREEでも同様のことを行っています。当たり前ですがとても大事な対応で、評価したいと思います。

http://mainichi.jp/select/news/20130724k0000m020023000c.html

 

 

 

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