LINEスタンプには販促効果があると言われています。
たとえばロッテの「コアラのマーチ」スタンプは、公式アカウントと友達になるともらえ、4週間で593万ダウンロード、2か月間に4000万回使われました。
その結果、配布期間中の商品売り上げは前年比16%アップしています。商品のデザインをしたスタンプを日頃目にすることで、食べたくなる効果があったと考えられます。
さらに効果が高いと言われるのが、LINEマストバイです。
「LINEマストバイ」とは、シリアルコードがついた商品を購入すると、LINEオリジナルスタンプがもらえるという購買を促進させる仕組みです。
JT社の清涼飲料水『桃の天然水』は、シリアルコードつき商品を展開し、4週間で20万ダウンロード、つまり20万本の売り上げに貢献したと言われています。
LINEマストバイでポッキースタンプをゲット
実際に、LINEマストバイを使ってスタンプを入手してみました。
ポッキーを手に取ったら、LINEマストバイ対象商品でした。
実際の商品はこんな様子をしています。
商品背面のQRコードを読み取ると、LINEのサイトが開きます。
LINEのキャンペーンサイトが開きました。
画面をスクロールすると、「スタンプをダウンロード」ボタンを発見。タップします。
見慣れたスタンプ入手画面になりました。
「シリアルナンバー入力」をタップして、箱を開いた内側に印字されているシリアルナンバーを入力しましょう。これでスタンプが入手できました。
LINEスタンプの効果は?
オリジナルスタンプは通常200円で売られています。ユーザーとしては価格は変わらずオリジナルスタンプがもらえるというのはかなりのお得感があります。
入手したスタンプは、LINEマストバイオリジナルです。購入した人しか持っていない限定スタンプのため、入手した人は話題の一環として使ってみたくなります。
スタンプはユーザーが自発的に友達に送ってくれます。当然、それによってキャンペーンを知り、商品を購入しに店舗に向かう友達もいるはずです。
また、無視されがちな通常のネット広告とは違い、友達がコミュニケーションの一環として送ってくるものなので、スタンプは無視されません。
参考:「LINEビジネスコネクト」が企業CRMを変える――ワンタッチでピザを注文、位置情報でタクシーを配車 | Web担当者Forum
ただし数千万円単位のかなり高額なコスト(↓PDF参照)がかかりますが、ダウンロードしたスタンプは1年間利用できます。
テレビCMをうつと思えば、まだ利用者が少なくメディアでも話題に上りやすいこと、LINEユーザー層と商品ターゲット層が合えば、企業的にはかなりありなのではないでしょうか。
http://linecorp.com/ads/pdf/387E0B82-098C-11E3-91BB-6FDC7FF3B441(pdf)
ちなみに、実際のスタンプはこのようなものでした。
スヌーピーたちがポッキーを持っているのが非常に可愛い!あえてポッキーを持っているスタンプを使いたくなる可愛らしさですね。
実際は私のように、商品を手に取ったらたまたまLINEマストバイ商品だったということもあります。しかし、購入者にスタンプを利用してもらうことが目的なので、問題はないというわけです。
ポッキー&スヌーピースタンプはまだ入手できるので、気になった方は店頭で探して試してみてください。