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高橋暁子のソーシャルメディア教室

ITジャーナリスト高橋暁子のブログ。ソーシャルメディア界隈のこと、IT関連ニュースのこと等をメインに取り上げます。

LINE KIDS動画は子どもにうけるのか?をレポートしてみる

LINE

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LINE KIDS動画をご存じだろうか。LINEが提供する子ども用動画アプリだ。

一日最大40分の視聴が無料となる「タイマーシステム」が最大の特徴となる。通常で25分、LINEでつながっている友だちにおねだりすると1人につき5分、最大15分ずつ保有時間が延長される。

子どもに人気の28タイトル、1500エピソードが用意されている。

今回は、実際に4歳男児で試してみたレポートをお伝えしたい。

 

【LINE】子ども向け動画配信アプリ「LINE KIDS動画」、iPhone版がサービス公開

LINEが子ども向け動画配信サービス「LINE KIDS」を出す理由 - 高橋暁子のソーシャルメディア教室

 

タイトルの古さはあまり問題ではない

まずラインナップだ。28タイトル、1500エピソードとはいうものの、内容はテレビで今現在放送しているものではない。

たとえば仮面ライダーはガイムではなくて電王(2007年放送)、戦隊ものは「トッキュウジャー」ではなく「ゴーオンジャー」(2008年放送)、プリキュアは「ハピネスチャージプリキュア」ではなく「スマイルプリキュア」(2012年放送)、「いないいないばあっ!」のお姉さんはゆうなちゃんではなく2011年までつとめていたことちゃんだ。

おそらく権利関係の問題でそうなっているのだろうが、これが若干惜しいところ。現在放送中のタイトルが並んでいたら、引きは半端ではなく強かったはずだ。

ただし、子どもというのはDVDで古いものを借りて見たりしているものだ。今回試した4歳男児も、DVDで見たことがある「チャギントン」を発見して喜んで見ていた。

 

時間の長さ、画面の大きさなどは?

際限なく見たがることを恐れ、初めから「一本だけしか見られないよ」と言って見せてみた。

その結果それ以上見たがることはなかったので、あまり問題ではなかった。10分程度の短い動画も用意されているので、デフォルトの25分もあれば十分のようだ。

 

保護者としては、見せる前に「端末があればいつでも動画が見られる」と思ってしまわないかを恐れた。以前アプリを使わせたら中毒のようになったことがあるので、警戒していたのだ。

結果的には大丈夫だったが、同じように考える保護者は多いのではないだろうか。

 

さらに気になったのは、画面の小ささだ。子どもは小さなスマホの画面に顔をくっつけるようにして見ていた。目が悪くなりそうで、スマホを立てて対応したが、やはり気になった。

25分間もこの小さな画面で見せ続ける気は起きず、1話(約10分間)でやめてしまった。

 

子持ちにはかなりおすすめだが浸透率はこれから

これまでは外出時に子どもがどうしてももたない場合、アプリを利用させたり、YouTubeなどを利用している保護者も多かったはずだ。しかしYouTubeでは電波の状況が悪ければスムーズに見ることができず、著作権の関係から見たいものがアップされているとは限らないという問題があった。

その点、このアプリなら無料で25分間子どもの好きな動画をスムーズに楽しめるため、緊急時には十分利用できると言えそうだ。

ただし画面の小ささが気になるので、あくまで緊急時限定だろう。

 

「2さい〜5さい」カテゴリがあることからも、このターゲットはまだDSなどを買い与えられていない未就学児と保護者だろう。

ところが、私の友だちには子どもが小さいうちも多いのだが、思ったほど利用状況は進んでいないようだ。具体的に言うと、現時点では幼児がいる家庭の保護者2名しか利用していない。

まだサービスが浸透していないためか、それともタイマー付きとは言え動画を見せ放題になってしまうことを恐れたものかは分からないが、動きが鈍いことは確かだ。

LINEは、これからどのように利用が拡大させていくのだろうか。注目していきたいと思う。

 

 

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