高橋暁子のソーシャルメディア教室

ITジャーナリスト高橋暁子のブログ。ソーシャルメディア界隈のこと、IT関連ニュースのこと等をメインに取り上げます。

子どもがネットデビューする前に「ネットでは書いてはいけない3つのこと」を知ろう

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ネットデビューさせる前に、子どもにはどのようなことを教えるべきなのでしょうか。
保護者が子どもに伝えたい「ネットに書いたり投稿してはいけないこと」をご紹介します。


悪口、他人を傷つけることは書かない

文字を中心にコミュニケーションを取ることは、大人でも難しいもの。
まして文章力がなく経験もない子どもにいきなり自由に使わせたら、問題が起きても当たり前です。
子どもは感情をストレートに表現します。
言葉もきついことが多く、そのまま使わせたらトラブルになる可能性が高いでしょう。

悪口、他人を傷つけること、誰かが不快に思う可能性があることは書かないように約束しましょう。
一度書いてしまったことは消えません。コピー、転送も容易です。
たとえLINEでも、キャプチャを撮ってさらされることもあります。

特に感情がからむこと、複雑なことは、LINEやTwitterでやりとりはせず、直接話すように勧めてください。
特に子どもたちはチャットのように素早いコミュニケーションをする傾向にありますが、考えずに送ると問題が起きることが増えます。
ネットでのやり取りは、相手の顔が見えず、相手がどのように感じたかがわかりません。
しかし対面ならば、相手の感情が分かり、その場で謝罪したりすることも可能だからです。


個人情報は公開しない

自分・友人の個人情報は公開しないことを約束させましょう。

個人情報とは、 氏名、住所、電話番号、生年月日、出身校・在籍校、勤務先、家族構成、顔写真、LINE ID、メールアドレスなどを指します。
特に子どもたちは、名前や学校名、生年月日、顔写真などは気軽に公開する傾向にあるので、注意してください。

個人情報を公開しすぎてしまうと、ストーカー被害に遭ったり、空き巣被害に遭った例もあります。
友人の個人情報も勝手に漏らすと迷惑がかかるので、くれぐれも漏らさないように伝えてください。


不利益を被る可能性があることは書かない

自分が不利益を被る可能性があることを公開してはいけません。
たとえば、裸の写真や犯罪を示唆する写真、モラルから外れた行為などの告白です。
そのようなことを公開すると、炎上につながったり、退学処分や内定取り消しなどにつながることもあります。


一度そのような情報を個人情報とセットで掴まれてしまうと、将来にも大きな影響が出る可能性があります。


いきなりネットデビューさせないことが大切

デビュー前には、子どもたちのインターネット利用について考える研究会の「オンラインコミュニケーションの能力全図」を活用しましょう。
スキル、知識、倫理の3点においてすべてできるようになったら次の段階にいくという方法です。
具体的には、サイト閲覧だけでコミュニケーション禁止、家族の間に限った発信を認める、顔を知っている友人への発信を認める、顔を知らない相手への発信を認めるという段階を踏んでいきます。

 


不利益なことが書かれたら諦めず削除要請を

ネットデビューして既に問題のあることを書いてしまっている、或いは転載などをされてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。

まず、自分の子どもが書いている場合は、子どもに削除させてください。
書いた人が別の人で誰か分かっている場合は、その人に削除を依頼をしましょう。

書いた人がわからない場合は、掲示板やサイトの管理者に削除を依頼してください。
削除対応してくれない場合は、「プロバイダ制限責任法」に則り、掲示板やサイトのプロバイダーに削除依頼をするといいでしょう。

なお、削除依頼する際には、書き込みをキャプチャまたはプリントアウトなどで保存した上で、URLを記録します。
掲載されているURL、掲載されている情報、侵害された権利、削除依頼の理由などをまとめて、管理者などに送信してください。
それでも対応してくれない場合は、法務局、地方法務局、警察署などに相談するのもお勧めです。
依頼の方法は、こちらが参考になります。

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