高橋暁子のソーシャルメディア教室

ITジャーナリスト高橋暁子のブログ。ソーシャルメディア界隈のこと、IT関連ニュースのこと等をメインに取り上げます。

SNS時代のデマに騙されないリテラシーの身につけ方

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米国の大統領選で候補者の偽ニュースがFacebookで拡散され、選挙結果に影響を与えたと言われています。

また、DeNAの「WELQ」や「MERY」などで、SEO対策をしただけのいい加減な情報が検索上位に表示されていました。

このような事態が続いて、今は偽ニュースやデマに騙されないリテラシーを身につけることに注目が集まっています。

大手メディアでもいい加減な情報が掲載されていることがあり、インターネットで調べ物をするのが怖くなった人は多いでしょう。

 

しかし、これは今に始まったことでありません。

インターネットだけで正しい結果にたどり着くことは正直現時点では至難の業です。

Wikipediaなどのサイトは便利ですが、正しい情報ばかりではなく、いい加減なことが多いことはよく知られています。

 

入念なSEO対策さえすれば、検索結果も汚染できることがわかりました。

 

元々検索エンジンは、自社の考えるアルゴリズムにより、有用性が高いと思われる記事を上位に表示しているだけで、正確性は保証されていません。

 

 

基本的には、検索した場合は、情報元が信頼できるかどうかで情報の真贋を判断するのがいいでしょう。

かつて、「省庁などの公的機関の情報のみ無条件に信じていい。少なくとも国が保証している情報だから」と言われました。

「go.jp」と検索したいことをand検索すると、公的機関が出している情報にたどり着けます。

 

また、新聞社などの大手メディアの情報も、たまに誤報もありますが基本的には信用していいと考えます。

取材をしているはずですし、少なくとも「大手メディアが言っていた」とは言えるので、信憑性がかなり高くなります。

メディアによってはいい加減な情報しか載せていないところもあるので、メディアの見極めも大切です。

 

また、複数の情報元に当たることも大切です。

SNS上でソースが一つしかなかったら、眉唾の可能性が高くなります。

ただし一つのデマ情報を複数のまとめサイトが掲載しているなどの場合は、まったく当てにはなりません。

複数のメディア或いは人物などが違う言葉で同じことを言っていたら、事実の可能性が高くなります。

 

しかし、最終的にはあくまでインターネットで得られる情報は参考程度にしておいた方がいいかもしれません。

特に病気を見極めるなどは専門家に任せるべきで、素人が判断できることではありません。

 

 

特に若い子たちは、正しい情報を見極められていないという調査結果があります。

大人でもデマに騙されているので仕方ないことですが、これがデマ拡散に拍車をかけています。

SNS時代には、多くの人が言っているからといって正しいと言えないことが多いので、特に注意が必要です。

情報を見極められる情報リテラシーを身につけられるよう、見守ってあげたいところです。