高橋暁子のソーシャルメディア教室

ITジャーナリスト・成蹊大学客員教授高橋暁子のブログ。ソーシャルメディア界隈のこと、IT関連ニュースのこと等をメインに取り上げます。

Facebookでブロック代わりに制限リストを使おう

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Facebookを使っていて面倒なのが、つながりたくない人とつながることです。

「実名で一人一アカウント」「プロフィール写真登録推奨」「知り合いかも?」機能故に、「使っていない」という言い逃れが難しく、つきあい上つながるのを断りづらい面があります。上司、同僚、家族、あまり付き合いたくない人などとも友達になってしまい、言いたいことが言えなくなることがあります。

では、そのような時はどうしたらいいのでしょうか。

 

ブロックの方法と制限機能

 簡単な方法に、「ブロック」があります。ブロックをすると、

◎あなたの投稿コンテンツを閲覧する

◎あなたをタグづけする

◎イベントやグループにあなたを招待する

◎あなたと会話する

◎あなたと友達になる

ことができなくなります。

つまり、 友達だった場合は友達が解除されます。

また、ブロックは相互に連動しているため、あなた自身も相手の投稿コンテンツを閲覧したり、会話をしたり、友達になったりができなくなります。

相手にブロックしたことは通知されず、こっそり消えてしまうことができるというわけです。

 

なお、ブロックするには、右上の鍵マーク→「迷惑行為を防止する方法」→ブロックするユーザーの名前とメールアドレスを入力して「ブロックする」をクリック、或いは名前を入力して表示されたリストからブロックする相手を選択でブロック完了です。

 

ブロックはお勧めできません

 

ブロックはとても簡単だからやってみよう!と思った方もいらっしゃると思いますが、あまりお勧めできません。

なぜなら、ブロックは簡単に相手にバレてしまうからです。

ブロックした場合、相手にあなたは表示されません。たとえば、直接名前などのURL(私の場合)をたたいても以下のような画面が表示されます。

 

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しかし、ログアウトして検索した場合はもちろん表示され、あなたが友達ではなくなり、しかもブロックしていることが伝わってしまいます。

友達リストから削除した場合も、「知り合いかも?」に表示されて相手に友達からはずしたことが伝わってしまい、どちらにしても気まずい思いをするでしょう。

社会的につながりがあったり、直接会う機会がある相手とそうなった場合は、実生活にも影響が及ぶ可能性があります。

 

制限リストを使おう 

お勧めなのは、ブロックや友達からの削除ではなく、制限リストを使うことです。

左カラムの「友達」→「制限」→「このリストのメンバー」欄で相手を検索、追加で完了です。これで、相手にはあなたが「公開」設定で投稿したもののみ表示されるようになります。

同時に、相手のページに行き、上部の「友達」→「設定」→「重要なアップデートのみ」を選びます。これで、相手の投稿はあなたのニュースフィードにはほとんど登場しなくなります。

もちろん相手には通知されませんし、それぞれブロックや友達削除したわけではないので、相手に伝わることはありません。

気まずい相手にはこのような方法で対処してみてくださいね。