Qixil(キクシル)をご存じでしょうか。キクシルはPitaPatの招待制スタートアップ関連Q&Aサービスでしたが、7月1日に一般公開し、カテゴリーもエンタメや恋愛、社会などに大幅拡大しています。
他のQ&Aサービスとの違いは、たとえば「Yahoo!知恵袋」や「教えてgoo」「OK Wave」などはIDベースであり、匿名で質問・回答できる点です。こちらは質問の内容自体が鍵であり、回答は検索経由で多くの一般ユーザーに役立っています。
一方の「Quora」(https://www.quora.com/)は実名性Q&Aサービス。TwitterやFacebookのアカウントでログインする仕組みです。実名の人をフォローしたり、質問やトピックスをフォローすることもできます。
キクシルは、回答者のみが実名というところがユニークです。質問は匿名で気軽に投げかけることができます。ポイントは、誰が答えているかというところにあるでしょう。気になる人をフォローすることで、その人の考えや回答を楽しむことができるようになっています。
今のキクシルは、回答者が豪華なので、とにかく見ていて面白い!ということに尽きます。ぱっと見ただけでも、けんすうさん、高広伯彦さん、藤田晋さん、山本一郎さん、増田真樹さんなどが並んでいます。回答者をリクエストできたり、職業などのプロフィールが明らかになった上での回答が読めるので、このブログを読んでいるような方なら絶対に楽しめると思います!
たとえば、藤田晋さんの「経営者になるなら本や演劇などを観て感性を磨くべき?」(回答)、けんすうさんの「会社において、個性と協調性のどちらを重要視していますか?」(回答)など、起業したい系の人にはかなり刺さる回答が読めると思います。
なお、人軸のサービスなので、まずはフォローする人を選ぶのが大切です。SNSの友達をフォローする他、活躍中のユーザー、ピックアップユーザーあたりをチェックするのがお勧めです。
スタートアップ系Q&Aサービスだったので上記のような我々にとっては興味深い人が集まっていましたが、一般公開に合わせてカテゴリも拡大しました。まったく違った回答者が増えるのでしょうか…。そうなってもやはり我々にも興味深い内容となるのでしょうか。そのあたりに興味があります。
http://techwave.jp/archives/pitapat_make_qixil_public.html