最近やっと女性で起業の第一線で活躍している女性たちが目立ってきました。彼女たちに共通するのは、仕事で成功していながら、家庭も手に入れていることです。
こういうケースの場合、「彼女は恵まれているから我々と違う」という意見が出てきますが、それだけではないと思います。何の苦労も努力もなくてすべてを手に入れられる人はいません。
ということで、気になった女性達をご紹介します。
FacebookCOO シェリル・サンドバーグ
FacebookのCOO、シェリル・サンドバーグが著書「Lean In(一歩前へ)」が邦訳されたことを機に来日しています。シェリルは2児の母でありながら、Google、Facebookと活躍し続けています。「Lean In」は発売初日でAmazon1位、全米でベストセラーとなっています。
女性は謙遜して遠慮しがちだが、諦めずに一歩前へ出て続けてほしいというメッセージが込められています。アメリカでも女性は前へ出るなという文化があるのですね。日本とあまり変わらないことに驚きました。
TEDでの講演「なぜ女性のリーダーは少ないのか」(全文が読めます)
「 LEAN IN」出版に当たってのインタビュー(「サンドバーグがマークに泣きついた夜」、「シェリル・サンドバーグの覚悟とデータ業界での女性の躍進」、「フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグが新著で語る5つのマインドチェンジ」)
DeNA 南場智子
元マッキンゼー、DeNA創業者であり元代表取締役社長。夫の看病に伴い退任したが、復帰しました。日本では圧倒的に南場さんファンは多いのではないでしょうか。ご自身の生い立ちやDeNA創業時などの話は著書「不格好経営」にも書かれています。
「DeNA南場さんの講演「ことに向かう話」がいい話だったので全文読め」
Yahoo!CEO マリッサ・メイヤー
1999年にGoogleの20人目の社員として入社した、女性エンジニア第一号だったマリッサ・メイヤー。2012年10月に出産を控えた身でYahoo!CEOに就任して話題となりました。就任3ヶ月で育休を取ったことでも注目されました。
でも、マリッサはまだ他の二人のように著書を出したり、自分の生き方について語ったりはしていないようですね。こちらもいずれ出てきそうですね。
仕事だけ、家庭だけもいいけれど、どちらも手に入れる女性を見てみたい。女性は妊娠・出産・育児があり、社会的に進出しづらいのは事実です。それでもできる女性がとても気になります。
「ワーキングマザーサバイバル」という連載では、日本の現役でワーキングマザーとなっている女性達が紹介されています。このテーマが気になる方はこちらもお勧めです。