高橋暁子のソーシャルメディア教室

ITジャーナリスト・成蹊大学客員教授高橋暁子のブログ。ソーシャルメディア界隈のこと、IT関連ニュースのこと等をメインに取り上げます。

LINE@無料化!実店舗が絶対に使うべき理由と使い方のポイント

f:id:aki-akatsuki:20140604161451p:plain

しばらく前に、LINE@が無料化しました!実店舗ビジネスの方々は逃す手はありません!

無料版も提供開始!ビジネスアカウント「LINE@」リニューアル~お店と顧客の1to1コミュニケーションも可能に (1/1):MarkeZine(マーケジン)

スマホ時代のO2Oプラットフォーム「LINE@」、本日より無料プランの提供開始! (1/1):MarkeZine(マーケジン)

「LINE@」リニューアルから約2週間で新規アカウント申込数1万件/累計4万件突破 (1/1):MarkeZine(マーケジン)

 

機能は?

「LINEお店トーク」:顧客と直接やりとりができます。予約などに使えますね。

「LINEお店ページ」:お店のホームページが作れます。これまでのプラットフォームはブログ、Facebookページだったというお店も、LINEという選択肢も一度は考えるべきでしょう。

プッシュ通知で情報を配信:タイムリーに顧客に情報を届け、来店を促すことができます。

 

有料プランとの違いは?

無料のスタンダードプランは、LINEお店ページの掲載・編集、問い合わせ対応、メッセージ配信などの主要機能すべてが利用できます。ただしメッセージ配信数に一部制限があります。

月額5000円の有料版は、メッセージ配信数に制限がなく、LINEで検索した時に上位に表示されるというメリットがあります。さらに高額なプランは友だち数にも上限がなくなります。

つまり、ちょっと試してみたいという段階の小規模な実店舗は無料のスタンダードプランでかまわないということです。使ってみてもっと知ってほしい、もっと配信したいとなった時に有料プランを検討すればいいわけです。

f:id:aki-akatsuki:20140604164246p:plain

 

スタンダードプランを開始した結果、小売・飲食・美容に加えて、カーシェアリングや動物病院などの「生活関連サービス」、マッサージ・整体、歯科医院などの「医療・福祉などの店舗からの申し込みが増加しているとか。とうとう合計4万件のアカウントができたそうです!

 

どんな店が導入すべき?

多くの実店舗が既に開設していると思いますが、まだ始めていない実店舗はぜひ導入を検討すべきでしょう。

顧客層がスマホを持っていない場合は効果は見込めません。しかし、10~40代くらいの顧客層が多い実店舗であれば、始めても損はないでしょう。

前述の通り、有料プランへの移行は、実際に始めてどのくらいの顧客に友だちになってもらえるか、来店促進効果などを見てからでも遅くはありません。

 

ポイントは、如何に既存客に友だちになってもらえるかです。店の名刺やポスターなどでの告知は当然のこと、友だちになった場合のメリットを用意するといいですね。

また、一番効果の高い時間帯にユーザーに喜んでもらえる内容をプッシュ通知することで、お店に呼び込むことができます。多すぎるとブロックされてしまうので、通知は多すぎず、役に立つ内容であることを意識しましょう。

 

うまく活用して店を盛り上げていってくださいね!