O2O実証実験が次々と成功を収めています。
大丸松坂屋、年末商戦「ケータイ国盗り合戦」O2Oイベントで6,000万円超売上げ達成 (1/1):MarkeZine(マーケジン)
mixi×JFRグループ、熱量の高いO2O企画「Xmas BINGO PARTY」が2週間で10万送客 (1/1):MarkeZine(マーケジン)
O2Oと相性が良いビジネス
O2Oと相性が良いのが、デパートや家電量販店などです。
O2Oの目的といえば、店舗などへ足を運んでもらうこと。このような業種は商品が多いので、とにかく足さえ運んでもらえれば、消費者のニーズを刺激できる可能性が高くなります。何らかの衝動買い、ついで買いなどが促進される可能性が高いわけです。
つまり、足を運んでもらうことがイコールビジネスにつながる可能性が高い業界からO2Oへの参加が始まっているのです。
これとは逆に、ピンポイントな顧客にしか訴求しないところ、たとえば映画館や美術館、セレクトショップなどの場合は、特にターゲットを絞ったO2Oにする必要があります。
O2Oは実店舗型ビジネスの基本
こちらでも説明しましたが、
【Facebookページ事例】なぜローソンあきこちゃんはスイーツ好きか? - 高橋暁子のソーシャルメディア教室
ローソンのFacebookページがスイーツを中心に展開しているのも、 スイーツを目的に店舗に来てもらい、他の商品もついで買いしてもらうためです。
実店舗は、店に足を運んでもらうことがすべての基本なのです。同様に、ウェブサービスはまず使ってもらうことが重要ですね。
他のサービスやビジネスの場合、まず何をしてもらえばいいのかを考えて設計することで、ユーザーの利用を促進できるかもしれません。ビジネスの基本視点として知っておくといいかもしれませんね。