年末とあって、Facebookでは一年を振り返る系のアプリが大人気です。
そんな中、アプリ「自分新聞」がスパム!?ということが話題となっています。
『自分新聞』がFACEBOOKで流行中ですが、スパムサービスの可能性があります: やまもといちろうBLOG(ブログ)
これなら私が書くまでもないかな…と思ったらたった今使った人を見つけて驚いたので、やっぱりこちらでも注意を促したいと思います!
なぜスパムアプリと言われているの?
このアプリは、他の関係ないアプリに「いいね!」をしなければそのアプリが使えない仕組みとなっています。
運営会社グローバルアストロラインズの代表が書いた書籍『ハーバード流宴会術』ページと男女マッチングサイト「omiai」、「ケンタッキー」、「ピザハット」ページがランダムに表示され、その両方に「いいね!」をしないと使えないという謎の仕組みです。
おそらく広告主なのでしょうが、ケンタッキーやピザハットなどはイメージダウンにつながるのではと危惧しますね…
この仕組みはセーフなのか?と言えば、何と一応セーフのよう。というのは、楽天市場が散々使っている手法と同じだからです。
これは、楽天市場診断アプリ一覧です。これらの診断アプリを使いたいユーザーは、楽天市場ページにも「いいね!」をしなければ使えないようになっています。
その結果が、楽天市場ページが全体ランキングの5位に入っているというわけです。
診断アプリ結果がニュースフィードに並ぶととにかくやってみたくなる、という人は多いですよね。その心理を突いてこのような仕組みになっているというわけです。
ところでこのアプリ、昨年もスパム扱いされているんですね。アプリを否定するこの投稿の日付は、2012年になっています。
「スパム」という評判よりも、診断アプリの使いたくさせるパワーの方が強いために、消えずにまた今年も出ているのですね…
「いいね!」は取り消し、投稿は削除が安心
散々言われていることですが、この「いいね!」は、「〇〇さんが『いいね!』と言っています」系広告に使われる可能性があります。
「omiai」に「いいね!」してしまった方、それはFacebookを利用した男女の出会い系アプリです。友達に表示されたらちょっと恥ずかしいですよね。
もし既に使ってしまっていた場合は、「いいね!」を取り消して、アプリ投稿を削除しておくことをお勧めします。
診断系アプリは、楽天市場の例でも分かるとおり、スパム系のものが混じっています。また、自分が使うことで友達にスパムを勧めてしまうことになります。
ほみんなが使っているからとか面白そうということで簡単に始めるのではなく、問題ないアプリかどうかを確認してから始めるのをお勧めします。