スマートフォンは個人情報の宝庫です。
落としたりなくしたりすることで、個人情報が流出する危険があります。自分だけなく、友人・知人に迷惑をかける可能性もあります。
そのようなリスクを抑えるためには、事前に設定をしておくことが大切です。
「スクリーンロック」は必ずかけておこう
まず基本となるのが、一定時間でロックがかかる「スクリーンロック」です。
パスコードを設定しておくだけで、他人にスマホの中身を覗かれるリスクが減らせます。
スクリーンロックは、置きっぱなしにして端末を覗き見されたり、子どもが勝手に課金するなどのリスクも減らせるので、普段からかけておくのがお勧めです。
LINEなどのアプリにもパスコードが設定できます。こちらも合わせてかけておくと安心です。
「iPhoneを探す」を使おう
スマホには、なくした端末を見つけたり、遠隔操作でロックやデータ消去できる機能があるので、必ず利用しましょう。
iPhoneの場合は「iPhoneを探す」、Androidは「Androidデバイスマネージャー」です。
「iPhoneを探す」アプリをApp Storeでダウンロードしておきましょう。
「設定」→「iCloud」→「iPhoneを探す」をオンにしておいてください。
端末をなくした場合、パソコンからはiCloudから「iPhoneを探す」が利用できます。
「サウンド再生」で大音量を鳴らすことができ、「紛失モード」で端末にロックがかかり、電話番号とメッセージをロック画面に表示できるようになります。
「iPhoneの消去」でデータ消去ができます。
Androidの場合は、「Androidデバイスマネージャー」を使います。
アプリ一覧にある「Google設定」を開き、「位置情報」→「位置情報へのアクセス」をチェック。
さらに、「Androidデバイスマネージャー」→「リモートでこの端末を探す」、「リモートでのロックとデータ消去を許可する」両方にチェックを入れましょう。
パソコンからは、Android Device Managerにアクセスし、端末で利用しているグーグルアカウントとパスワードでログインします。
Android端末が今ある場所を表示したり、「着信音を鳴らす」で着信音を最大5分間鳴らしたり、「ロック」で端末にパスワードをかけたり、「消去」でデータ消去ができます。
以上の設定しておくことで、端末を見つけたり、個人情報流出が防げます。
忘れずに設定を見直しておいてください。