mixiの現在の売りと言えば「コミュニティ」。同じ趣味関心で不特定多数とつながり情報交換できる存在が、他では出てきていないためです。
mixiがいよいよ、そのコミュニティの活用に出たようです。
簡単に言うと、コミュニティ名、コミュニティ画像、コミュニティの説明、コミュニティURL、開設日/運営期間、カテゴリー、メンバー数、トピック/イベント/アンケートのタイトルがインターネット検索の対象となります。
なお、参加メンバーの一覧やニックネーム/プロフィール写真、トピック/イベント/アンケートの書き込み、レビューなどはこれまで通りmixiのみの公開で、mixiにログインすることで閲覧できるようになるという仕組みです。
これによってユーザーからコミュニティを見つけやすくし、参加者を増やしたり、投稿・閲覧数を増やすという目的があります。
なるほど、mixiページ的なやり方をすることにしたんですね。
◎コミュニティの管理人は設定の見直しを!
コミュニティをインターネット検索の対象とするかどうかは、コミュニティの管理人が設定できます。
逆に言えば、管理人が設定しない限り、「参加条件と公開レベル」が「だれでも参加できる(公開)」「管理人の承認が必要(公開)」となっているコミュニティは検索の対象となります!
mixi内でのみ公開するつもりでいた管理人は、設定の見直しをした方がいいかもしれません。
非公開にする場合は、「インターネットへの公開」を「公開しない」にしましょう。
なお、非公開コミュニティは検索の対象外です。
mixiにはグループ機能がなかったので、イベント等の連絡用にコミュニティを作ったりしていた人も多いでしょう。
わたしも、ある友人の誕生日パーティ参加者用コミュニティをグループ的に利用していました。そのコミュを見ると、こんな設定↓となっていました。
え、「インターネットへ公開」!????
一瞬驚いたのですが、公開レベルが「管理人の承認が必要(非公開)」になっている場合は「インターネットへ公開」にしていても公開されない仕様のようです。何とわかりにくい…。
◎検索性をもっと上げた方が良さそうです
これは、mixi内での検索性が悪いためと、mixi外部からの流入を狙っているための策でしょう。
残念ながらmixiの検索性は悪く、mixiページもコミュニティもなかなか目的のものが見つけられません。あまりに見つからないのでユーザーが自主的に「mixiディア[dir]」などのコミュニティを整理するためのリンク集なんてものを作っていたくらいでした。
今回も自分の管理コミュニティを久しぶりに見ようとしたら、管理コミュニティに一発で行ける方法がありませんでした。「参加コミュニティ」から「参加コミュ一覧へ」をクリック、表示させて、バックがオレンジのものを探すしかないのです。白は一般参加のコミュニティです。↓
今回探すのが大変だったのは、私が900近いコミュニティに参加していたせいもあります。
当時は、グループ的にコミュを作ったり、情報を読みたいのではなく自分の性格を知ってもらうためにコミュに入ったり…としている人は多く、数百のコミュニティに入っている人もたくさんいました。
コミュニティを活性化させるためには、色々な意味で検索性や一覧性が良くなる必要があるかと思います。
ミクシィ社の赤字がかなり報道されていますが、がんばっていただきたいです。
http://mixi.co.jp/press/2013/1009/11965/
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20131009_618859.html