Facebookは実名で詳細なプロフィールを登録するため、利用に心理的抵抗を感じる人は多いようです。しかし、意外ときめ細かく公開範囲を変えられるので、設定してみましょう。
当初は全公開だった内容も変えられるようになっているので、既存ユーザーの方も見直してみてください。基本的に色々公開したがりのFacebookですが、プライバシー問題でトラブルになっては変更を加えているので、定期的な見直しが必要です。
◎新しく友達になった人に過去の投稿を見せたくない
右上の歯車マーク→プライバシー設定から、自分のコンテンツを見ることができる範囲を決定できます。「過去の投稿を制限」から過去の投稿も制限できるので、上司や同僚などと友達になる場合はまずそこから制限してしまいましょう。
右上二つ目の鍵マーク「プライバシーショートカット」からも変更できます。
◎見つけられたくない知り合いがいる
メールアドレスや電話を公開していても友達になりたくない人がいる場合、「自分を検索できるユーザー」から、「メールアドレスまたは電話番号であなたを検索できる人」の範囲を制限しましょう。
◎検索エンジンに引っかかりたくない
「他の検索エンジンが自分のタイムラインにリンクするようにする」の編集→チェックボックスをはずし、「承認」ではずれます。
◎Yahoo!リアルタイム検索に載りたくない
Twitterと合わせて、Facebookの全体公開投稿は検索対象になります。投稿の公開範囲を制限しましょう。
◎勝手に写真にタグづけされたくない
友達の写真にはその人をタグづけできますが、断りなしのタグづけはマナー違反。勝手にするのはNGです!勝手にされるのを防ぐために、こんな設定をしておくのはいかがでしょうか。
右上歯車マーク→アカウント設定→左の「タイムラインとタグづけ」→「他のユーザーによって追加されたタグやタグの提案の管理」一番上を「オフ」。
◎友達以外のユーザーからタイムラインがどう見える?
右上歯車マーク→アカウント設定→左の「タイムラインとタグづけ」→「タイムラインのコンテンツの共有範囲」の「プレビュー」をクリック。思っていたのと違ったらすぐに変更しましょう。
◎交友関係を公開したくない
交友関係をあまり公開したくない、フォローしている相手やフォロワーも公開したくないという人はこちら。
トップページ左上の自分の名前→「友達」→友達を検索の隣の「編集」マーク→「プライバシー設定を編集」から、「自分の友達リストを見れる人」「自分がフォローしている人物やリストを見れる人」「自分のフォロワーを見れる人」の公開範囲を決めることができます。
色々設定しなくてはいけないのは、多種多様な人間関係をすべてFacebookで管理しようとするからなんですよね…。人間には色々な立場や顔があるものだし、公私が混じってやりにくいのも分かります。
ちょっと面倒くさいですが、メールアドレスを交換していない過去の知人・友人と再会したり、外国や遠くに住んでいてあまり会えない知人・友人とつながったりができるFacebookは、やっぱり面白いし、使わないのはもったいないと思います。