Facebookでは表示する投稿をあるアルゴリズムにより決定しています。 これをエッジランクといい、これを理解した上で投稿することがFacebookを制する最大のポイントでした。
参考:Facebookを戦略的に使うなら「エッジランク」は基本の基本 - 高橋暁子のソーシャルメディア教室
ところが昨年12月に、このアルゴリズムが大幅に変更されました。Facebookページのオーガニックリーチが大幅に減ったのです。
なお、オーガニックリーチとはFacebookページやニュースフィードなどでその投稿を閲覧した人を指します。この他に有料(広告経由)、クチコミ(友だちの「いいね!」やコメント経由で閲覧)があります。
変更の背景には、広告をもっと使わせようという意図がありますが、オーガニックリーチが減ってもFacebookページがまったく使えなくなったというわけではありません。
むしろ、「興味関心を持っていて、その投稿にアクションしてくれそうな人をしっかりセグメントして表示する」精度を上げてきているという記事もあります。
ということで、現在のエッジランクと大切にされる5つの要素を改めてまとめたいと思います!(冒頭の緑の図)
参考:Facebookページリーチ激減り、ただ乗り終了のお知らせ : ギズモード・ジャパン
①I(Interest)=投稿者に対する関心
投稿者と閲覧者との関係性。どれだけ交流があったか。
②P(Post)=投稿の反響
その投稿単体に対してどれだけ「いいね!」やコメント、シェアなどがあったか。
③C(Creator)=投稿者の過去の実績
投稿者が他の閲覧者に対して過去にどれだけの閲覧、「いいね!」やコメント、シェアなどを集めたか。
④T(Type)=種別(近況、写真、リンク等)
近況、写真、リンク等の何を投稿しているか。
⑤R(Recency)=最近である度合い
投稿の新しさ。
つまり、日頃から投稿を続け、投稿単体にできるだけ多くの反響を集め、長く継続したFacebookページは表示されやすいということになります。
以上の5つを意識して利用するだけで、反響率が変わってくるはずです。試してみてくださいね。
なお、同じリンクをしつこくシェアしたり、「いいね!」を強要したり、書いてあることとリンク先が異なる場合(フィッシング詐欺ですね)は、表示ランクが下げられるとか。思い当たる方はご注意を。
Facebook、「いいね!」をねだるなどのページにペナルティーを課すと発表 | TechCrunch Japan